une scene quoitidienne

France

いつもの道を歩きながらもつい空を見上げる
いつもの灰色の空も秋の色をしている
空気の中にほんの少し残っている夏の日の強さと
秋の風と秋のにおいを身体で感じつつ青い空を見上げる
そんな幸せを日常の生活の中で感じながら
いま目の前にある空しさを少し遠めに見る
何かに行き詰まったときふと空を見上げてしまう
天から答えが降ってくるわけでも
神様にその答えを期待しているわけでもない
この世界を包んでいる空は一つ
その事実をかみしめてなぜか安心する
この世界のどこにでもつながっている空を羨み
その中を自由に流れゆく雲を羨み
そしていつかはと我が身を重ねて視線を現実へ戻す
色褪せて見えていた日常がほんの少し色を取り戻す
そうして気を取り直しては目の前の現実と向き合ってきた
とりあえず、見上げる空がまだ在ることを喜んで
そう、もう少し歩み続けるしかない
近道もできず、ワープする術も知らない
次の光がのぞくまでとりあえずまた歩みを続ける
道しるべは私の直感
たぶんそう遠くないうちに
きっと何かを感じるだろう

le 18 septembre 2001


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