Hiroko's French HomeよりPrintemps dans une telle ville |

私の街では緑で覆われてしまった桜たち
あの街ではまだ花をつけている
露店でにぎわういつもの散歩道
愛をささやき合う男女で埋め尽くされている
川上から吹き寄せる一陣の風が花びらを巻き込み
愛に飢えた人々を幻想の中へと導く
誰もが美しいと認めるその桜は
誰もがまたはかなさを感じる花
人の世のはかなさと重ね合わせてかいま見た
美しい花のいのちのせつなさを
この光景があなたの見慣れた景色に戻る頃
きっと何かが変わり始めてるころ
avril 2000